チョット笑える話

チョット笑える話〜留学編] 〜 2004/1/25
 ある雨の日曜日、シェアメイトがあまりに閑を持て余していたので、レンタル・ビ デオ店で借りてきた映画を一緒に見た。タイトルは「Shall we ダンス?」。私は音 声、シェアメイトは英語字幕で充分に堪能できる。
 面白かったのが、字幕の翻訳である。長い否定形のセリフが一言、「No」で片づ けられていた。
 現地の生活では、よく私も「”イエス”か”ノー”かハッキリしろ」と叱られることが 多々あった。簡単に「イエス」か「ノー」では表現できない人間性が日本人であっ て、邦画の「Shall we ダンス?」もそのセリフのやりとりが面白い。
 日本の映画を理解してもらえたのかが気になって、シェアメイトに感想を求めて みた。
 「いい映画だったわ」
 「どんなところが?」
 「ドレスの裾を踏まれて、ドレスが脱げたところ」
 やっぱり理解されていなかった。




トップへ
戻る
前へ
次へ