チョット笑える話
チョット笑える話〜少年時代編〜 2005/12/04
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オイラは昭和38年生まれ。ぎょう虫・回虫検査の為に検便を学校に提出した経
験はありません。チョット前の世代だと、マッチ箱に採取した物を入れて、保険委
員が集め回ったそうです。相当臭かったらしいです。余談ですが、オイラの頃はこ
の検便集めの任務が無かったために、保険委員はダントツナン・バーワンで立候
補が多かったです。授業中でも、病人介護のために保健室に行くことが出来まし
たから。
オイラ世代のぎょう虫検査といえば「ポキール」です。今でも、あの試験セロファ
ン紙は使われているのでしょうか? 未婚の我が身なので、詳細は知れません
が・・・。赤と緑色のケバケバしい色をしたヤツです。中心部を外さないように、丁
寧に的まで描かれていました。
漢字で書かれた使用説明書は、明らかに保護者用のモノでした。よって、親の
指示通りに、なすがままに検査を行ったのですが、オイラは一晩中ポキールを貼
らされていました。明らかに、親の勘違いによる使用法ミスです。寝心地が悪かっ
たことは言うまでもなく、セロファンは「しわくちゃ」状態。以降、小学校卒業時ま
で、我が家ではこの検査方法を実施してきました。
まあ、オイラ宅の間違いはまだマシな方で、汚物を耳掻き一杯分ほどセロファン
に挟んだり、包んできた輩もいたようです。一番多かったミスは、採取面を再びシ
ールで閉じなかったパターンだとか。保健所・検査官の嘆く姿が目に浮かんでしま
います。
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