チョット笑える話
チョット笑える話〜留学編・PartU〜 2003/04/13
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日本人の英語下手は世界でも有名だが、こんな話しはその典型である。
外国人を招いたある会社の社員が「どうぞお座り下さい」を「Sit down, please」と
訳したまでは良かったが、発音が最悪だった。
「シット ダウン プリーズ」
と言われたその外人は腰を抜かしてビックラこいた。カタカナの表記で私も説明
が困難だが、正確には「スィット ダウン プリーズ」が正しい。年輩者にありがち
な「シット」は「shit」の発音で意味は「糞をする」。「Shit down, please」で「どうぞ糞
をして下さい」になりかねないのだ。
さて本題。逆の立場で日本語を勉強している外国人も面白い。オーストラリアで
は日本語教育が盛んで、ゴールドコーストなど観光地として有名な都市では小学
校から週に1時間程度の日本語学習の科目があるくらいである。
ある日、日本食レストランに予約の電話を入れたところ、相手はカタコトの日本
語で応対する女性だった。日本語を実務で習得している立派な精神である。とこ
ろがその後私に災難が降りかかった。
日本の日常では「大変恐れ入りますが、お名前を頂けますか」と言うところを、
その女は「大変恐ろしいことですが、名前を下さい」と言ったのである。「恐ろし
いことになるのなら、名前はあげません」と私は心の中で思った。
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